商品全般
お手入れについて
- ベンジン・シンナー・消毒用アルコール等の揮発性溶剤の使用は厳禁です。劣化や色落ちの原因になります。
- バッグの丸洗いは厳禁です
- 洗濯やドライクリーニングも厳禁です。
保管について
- 大敵であるカビの発生を防ぐために、保管前によくカラ拭き・陰干ししてください。このとき、型くずれを防止する為に紙(新聞紙等)で型を整えることも大切です。
- カバンを保管される時は、湿度温度が低く通気性の良い所に置いてください。通気性が悪いと樹脂などの経年劣化を早める恐れがあります。
- バッグも休息が大切です。毎日使い続けるのではなく、時々休ませることで、型くずれを防止し、長く風合いを維持させることができます。
使用上のご注意
- デリケートな素材(カシミヤ、シルク、ウール等)や化学繊維(ポリエステル、アクリル等)のご着用時、ショルダーベルトやバッグの表生地の摩擦により毛羽立ち・毛玉ができることがありますので、ご注意ください。
- ボディ及びプラスチック部品は、直射日光や仕様・保管状況により、色あせが生じることがあります。
- マグネットホック使用のバッグでは磁気カードや磁気に弱い製品の出し入れには十分ご注意ください。
- 車内など、高温状態に長時間放置しないでください。型くずれや色移り、色あせする場合があります。
- 無理な詰め込みや過度の重量物は入れないでください。
- バッグはトラベルやビジネスを目的として企画・製造されています。本来の目的以外の使用は避けてください。
- バッグは、紫外線を避け、通気性の良いところで保管してください。
- ビニール袋や段ボール箱に入れた状態での保管は、ハンドルやキャスター部の加水分解などの原因による経年劣化を早めます。長期保管後の使用に際しては、ハンドルに荷重を掛け不具合の有無を確認するなど、あらかじめ点検されてからご使用ください。
皮革製品
皮革製品は幅広くありますが、その大部分は牛革素材を使用しております。用いる牛の年齢や加工方法により品質や特徴がかなり異なります。
お手入れについて
革は普段からのお手入れが大切
定期的に乾いた柔らかな布で汚れを拭き取っておくことが基本です。大敵であるカビは手アカや汗などの汚れを栄養として繁殖しますので気を付けましょう。
革は水に濡らさないことが大切
万一濡れた場合は、素早く水気を取ってください。この場合、乾いたタオルで軽く叩くように吸い取ってください。
- 決してこする様に拭き取らないでください。こすると表面の汚れが革の内部へ浸透し、シミの原因となります。
- 水気を取った後は形を整えながら紙(新聞紙等)を詰め込みます。さらに風通しの良い場所で室温で陰干しします。
- 直射日光やドライヤーでの高温乾燥は革の収縮や硬化の原因となりますのでやめてください。
- 水気が完全になくなってからクリームや保護油を塗ってください。
- 皮革の種類・表面加工方法を事前に知っておき、専用のクリームを使うようにしてください。また、ご使用の前に必ず目立たない部分で試し塗りをしてください。色落ち・シミ・型くずれの防止のためです。
革の汚れが目立つ時は汚れ落としが大切
- 少しばかりの汚れは消しゴム等で色落ちに注意しながらこすり落とします。
- 手アカなど油性の汚れには皮革専用のクリーナーをご使用ください。この場合、必ず目立たない部分で試し拭きをしてください。
- 丸洗いも皮革の素材を破壊し色落ちや型くずれの原因となります。
繊維製品
繊維製品には、綿・麻・毛・絹などの天然繊維と、ナイロン・ポリエステル・アクリルなどの化学繊維に大別されます。一般的に天然繊維はそれぞれの素材の特性や手ざわりなどが大きな魅力ですが、反面色落ちなどの危険性もあります。ただ、キャンバス地のバッグやジーンズなどは、この色落ちをファッションのポイントとして表現することもあります。化学繊維のなかで軽量で丈夫であり、摩擦にも強いナイロン・ポリエステル素材は、多くのバッグ素材として使用されています。
お手入れについて
日常のお手入れ
- ふだんは柔らかなブラシでホコリを払い落してください。
汚れを落とす場合
- 少しばかりの汚れは色落ちに注意しながら消しゴム等をご使用ください。
手アカなど油性の汚れには、水で薄めた中性洗剤を柔らかい布に含ませて、よく絞って拭き取ってください。 - 天然素材の場合は色落ちの危険性がありますので特にご注意してください。
- ベンジン・シンナー・消毒用アルコール等の揮発性溶剤の使用は厳禁です。劣化や色落ちの原因になります。
- 洗濯やドライクリーニングも厳禁です。
合成皮革・人工皮革製品
基布にポリウレタン樹脂などをコーティング又はしみ込ませて作られた人工素材です。天然皮革に似た風合いを出すことができ、水濡れや汚れに強く、お手入れも簡単です。しかしながら、素材の特性上、経年劣化(時間とともに表面のべたつきや剥離が生じてくること)は避けられません。風通しの良い場所に置くようにしてください。
お手入れについて
日常のお手入れ
- 普段は乾いた布で“カラ拭き”をしてください。
汚れを落とす場合
- 汚れが目立ってきたら、水で薄めた中性洗剤で拭き取ってください。
スーツケース
お手入れについて
- シンナー、ベンジンなど溶剤や研磨剤を含むものをお手入れなどに使用しないでください。表面の汚れは、中性洗剤を含ませた布で拭き取り、その後水拭きしてください。
保管について
- スーツケースは、紫外線を避け、通気性の良いところで保管してください。ビニール袋や段ボール箱に入れた状態での保管は、ハンドルやキャスター部の加水分解などの原因による経年劣化を早めます。
- 長期間保管後のご使用に際しては、ハンドルに荷重を掛け不具合の有無を確認するなど、あらかじめ点検されてからご使用ください。
安全上のご注意
- プルドライブハンドルの上げ下げの際にはパイプの連結部分、ハンドルと本体との間に指を挟まないようにご注意ください。
- 階段や段差のある場所での無理なキャスターの使用は危険です。スーツケースの破損や転倒する恐れがあります。スーツケース本体のハンドルを持ってご使用ください。
- 移動している車両の中や傾斜面では、スーツケースが不用意に動く可能性がありますので、ご注意ください。スーツケースを横にして置くか、ハンドルから手を離さないようにしてください。
※キャスターストッパー機能付きのスーツケースは、キャスターにロックをかけてください。 - スーツケースを連続走行した直後には、キャスターに触れないでください。キャスター走行時に発生した摩擦熱で火傷する危険性があります。
- スーツケースの開閉には、十分ご注意ください。手や衣類などをはさむ恐れがあります。
- 棚など高い場所に置く場合は、落下する危険がありますので置き方には、十分ご注意ください。スーツケースの落下は重大な人身事故につながる恐れがあります。
- エスカレーターに乗る場合は、特に周囲へ気を配り、スーツケースを自分の前、または後ろに置いた状態で乗り、万が一に備え落下しないように手を離さないでください。また、エスカレーターのベルトをしっかり握り、自身が転倒などしないように注意しましょう。スーツケースの落下は、重大な人身事故につながる恐れがあります。
※落下を防ぐために、ストッパー機能付きのスーツケースは、キャスターにロックをかけてください。 - 遊具や踏み台、椅子として使用することは危険ですのでおやめください。
※椅子のように本体に腰をかけられますと、キャスターが回転し、転倒などの思わぬ事故やスーツケースの破損につながります。
※人が閉じ込められるなどの危険性がありますので、遊具として使用しないでください。
※窒息などの危険性がありますので、スーツケースカバーのポリ袋を頭からかぶらないでください。 - スーツケースは、旅行用として作られております。杖や歩行補助具代わりに使用しないでください。
- プルドライブハンドルに体重を掛けますと、転倒する危険性がありますのでおやめください。
- キャスター走行後、プルドライブハンドルから手を放す時は、スーツケースが倒れないようにご注意ください。
※スーツケースは重心位置が高いと大変倒れやすくなります。重い荷物は重心位置を低くするためにキャスター側の中央にお詰めください。 - プルドライブハンドルを下方向に力を加えながら左右に揺らすと、ストッパーが外れてプルドライブハンドルが下がってしまう場合がありますのでご注意ください。
- スーツケースの走行時には周囲の人や物に、十分ご注意ください。転倒など思わぬ事故につながる恐れがあります。
使用上のご注意
- キャスターの車軸に砂やホコリが付着したり、糸クズなどが巻き付いたりしますとキャスター故障の原因となりますのでご注意ください。
- プルドライブハンドルは、走行用のハンドルです。このハンドルでスーツケースを持ち上げないでください。 破損の原因になります。 スーツケースを持ち上げる際は、必ず本体のハンドルをご使用ください。
- 多段式プルドライブハンドルの長さを調節するときは、一度バーを最長状態まで引き出し、下げながら長さを調節してください。
※多段式タイプでも長さ調節ができないものがあります。 - プルドライブハンドルには、多少のあそびがありますが、これはハンドルの動きをスムーズにするためのものです。
- ジッパータイプのスーツケースを開ける際は、ジッパーを最後の位置まで開いてから開けてください。途中までしか開けない状態でスーツケースを無理に開くと、ジッパーが破損する恐れがあります。
- キャスターは使用頻度や路面状態により摩耗の度合いが異なります。また素材の性質上、経年劣化は避けられません。
- スーツケースの強度や耐久性は、使用回数や経過年数も影響しますが、使用中に受ける衝撃等、取り扱いの状態に特に大きく左右されますのでご了承ください。
- スーツケースは強い酸性や塩分、高い湿度などにより傷む恐れがありますのでご注意ください。
- スーツケースは熱により変形する恐れがありますので、ご注意ください。※暖房器具のそばや高温になる車中には、放置しないでください。
- ハードスーツケースのボディには衝撃に強い素材を採用しておりますが、過度の衝撃や負荷が加わった場合、変形や破損を生じることがあります。
- 鏡面仕上げのハードスーツケースは、ご使用により表面に擦り傷がつきますが、素材の特性上避けることができませんのでご了承ください。
- スーツケースを初めて使用する際に、樹脂などの臭いがすることがありますが、使用している間に臭いは薄くなっていきます。
荷物を詰める際のご注意
- 現金や貴重品は、スーツケース内に入れないでください。ロック機構はスーツケースが不用意に開かないためのもので、盗難を防止するものではありません。
- ガラスビン等割れ物の収納には、十分ご注意ください。割れたり、中身が漏れる恐れがあります。※航空機をご利用の場合、気圧の変化でビンや容器のフタが外れることがあります。
- 荷物の詰め込みすぎにはご注意ください。荷物の詰め込み過ぎは、キャスターやジッパーなどを破損する恐れがあります。
- スーツケースは完全防水ではありません。雨水などがしみ込み、内容物が濡れる恐れがあります。特に雨の多い地域への旅行にはご注意ください。
- スーツケースの内装には、引手の付いていないジッパー部分があります。これは修理をする際に使用するものであり、ポケットとして使用することはできません。
※このジッパー部分がないスーツケースもあります。
スーツケースの使用マナー 安心・安全なご使用のために。
街中で多く見かけるようになったスーツケース、キャリーバッグなどと呼ばれるキャスター付きバッグは、便利な反面、不用意な使い方により、思いがけない事故やトラブルに繋がるケースも増えています。
周囲の安全を考慮し、皆様が気持ち良く過ごせるようマナーを守ってご使用ください。